<佐白山(標高182m)に立地し、複雑に入り込む浸食谷により尾根を巧みに利用した山城だ。この地を治めた笠間時朝によって、承久元年(1219)に築城、その後、天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原北条氏の征伐に際し、北条氏側と行動したことから宇都宮氏に攻められ滅亡、以後は城主が幾度か変わったが明治に入り廃城になったという。維持も難しいのか、倒木が激しく石段石垣が崩れそう、駐車場は閉鎖され、寂びれていた・・・>2019/06/15
雨の大手門跡を登って行く
笠間城についての説明板が
笠間城跡上に笠間城天主跡が
天守跡台に佐志能神社が鎮座
友人からの花便り は無し
(続)笠間に行ったら、是非、笠間小近くの「山下りん記念館」に足を運んでみて下さい。地元でも知らない人多い。非定期に開館。開館日は日動美術館に聞くか、h/pで調べて事前に連絡した方が確実!山下りんは笠間藩武士の娘で、江戸時代末期の画家。帝政ロシアに渡り、ビザンチン様式の正統派イコン画を学び帰国、東日本にあるロシア正教会のイコン画約300点を山下りんが書き上げた。御茶ノ水の正教会にもあったらしいが震災で消失。2年ほど前に当記念館に教えてもらい、城里町圷(123号線石塚の急坂を下り御前山に向かい左手に入る)に非常に小さい教会があり、そこに山下りん作の立派なイコン画が飾ってある。普段は管理人もいないので、看板に書かれ電話番号に電話を掛け呼び出すと、直ぐに飛んできて説明してくれた。因みに、「アイコン」はこのイコンから派生した言葉です⁉️
いつも頭の下がる思いで読ませてもらっています。山下りん を知りました。記念館に是非行って見たいと想います。
昨年、茨城大小野寺教授の案内で笠間を歩きました。先ず、国立公文書館所蔵で国の重要文化財である正保元年(1644)作成の「常陸国笠間之城絵図」(東西2.7m、南北2.8m)のコピーで、城郭内の建物、石垣の高さ、堀の幅や深さ、城下町の町割、山川の位置や形などを勉強!その後、市役所に行き、「笠間市史」上巻を約300頁ほど目を通す!その後、実地検分!1日掛で笠間を散策!驚いた事が沢山あった。❶石垣は野面積みで安土城と同じ穴太衆が築いた❷各街道入口は土塁で防衛、尾坂口のみ現存❸笠間城の八幡平櫓は真浄寺に移築、現存❹城門も3箇所に移築、現存❺藩校「時習館」記碑が笠間小校庭に建つ、白河藩主松平定信揮毫の扁額は笠間稲荷神社で保存、などなど! 旧井筒屋旅館が「かさま歴史交流館」に生まれ変わった。ここで事前勉強してから、お城だけでなく街全体を俯瞰すると面白さ100倍⁉️
笠間城は続・日本百名城にも登録されましたね。 おいらも先日、登城したばかりでした。 夜は怪奇スポットとしても県内では有名です。 昼と夜は全く別世界の場所。 お寺好きなおいらは気にしないですがね・。