日記 2024年3月3日 長久保赤水講演会 長久保赤水って何者? 茨城県高萩市出身で江戸時代学者の儒・農政・地理学者、情報収集や天文学も取り入れ、精度の高い「赤水図」作った人なんですね。然し、日本地図を作った伊能忠敬より、42年も早く功績をあげたにもかかわらず、認知度は低かった。今後、茨城を代表する長久保赤水の知名度を上げていく事に共感した。常陸大宮出身の雪村と雪舟のように・・・。2024/02/27 旧県庁にて 佐川春久講師 講演会風景 関係資料 赤水図 マンガ長久保赤水の生涯 長久保赤水
ヨシさん、先日は特別講演会にご参加戴き有難うございました。
それにしても、経緯線まで入った高精度の日本地図を伊能忠敬より約半世紀も前に完成し、伊能忠敬自身も日本地図作成のための実地測量にこの赤水図を持参していたとは驚きです。
さらに、オランダ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、アメリカにも赤水日本地図が渡り、江戸時代の国際人として、当時の先進欧米諸国からも高く評価され、世界に通用する業績を残されたことに感激しました。
咸臨丸の艦長・航海長として活躍し「量地図説」を著した小野友五郎、サンクトペテルブルクに単身渡りイコン聖画を学び、帰国後、関東以北の正教会を中心にイコン画を描き続けた女流聖画家・山下リン、そして、今回の長久保赤水、などなど・・・江戸後期の激動の時代に、我が国のために大きな功績を残しながら意外と知られていない、素晴らしい先人たちが常陸国に沢山いたことを、改めて誇りの感じました。小中高校の歴史教育にも取り入れて欲しいと思います。