日記 2023年11月19日 曝涼へ⑤ 常陸太田市の集中曝涼(虫干し)が終わって1か月、常陸大宮市も公開が始まった。先ず誕生寺へ。浄土宗中興の祖 了誉聖冏(りょうよしょうげい)が佐竹氏の一族として常陸大宮市岩瀬で生誕、常福寺廃絶後、光明寺として再興したが、光圀により誕生寺と名付けられたという。雪村ゆかりの寺でもある・・・。2023/11/11 誕生寺 本堂で受付 浄土宗 本尊 聖冏の筆 六字名号(南無阿弥陀仏) 了誉聖冏坐像 雪村顕彰会
ヨシさん、「雪村」と聞くと東京芸大美術館で開催された雪村展を思い起こします。今は亡きT君とヨシさんと3人で行きましたね。また、下村田の「雪村筆洗いの池」から「雪村屋敷」を地元の方に案内してもらい説明を受けましたね。懐かしいです。
雪村研究の第一人者、雪村顕彰会の冨山章一氏の話では、次の様です。
下村田のイオン南側斜面に、雪村の下村田生誕説の鍵を握る寺跡がある。そこは江戸時代に里人が「雪村屋敷」と呼んでいた場所で、元々は佐竹御三家の一つ佐竹南の御母公・照光院が建立した「福聚寺」(元は観音寺)があった。しかし、江戸時代後期の水戸藩社寺政策により福聚寺が廃寺となり、上岩瀬の「誕生寺」に統合された。
従って、誕生寺は雪村とは間接的にゆかりのある寺と言うことになりますね。
誕生寺・・千葉県・房総半島の小湊に誕生寺があるね・。 こちらは日蓮宗のお寺だ。 日蓮上人は山梨県・身延山で修業をし小湊へ移ったと聞いたよ・。 常陸大宮にある誕生寺はおいらの母親の実家のお寺さんだ。 当然、御朱印も頂きました。 さて、昨日は、歴史まちづくりカードの旅だった。 福島県・棚倉町の歴まちは、棚倉城跡だ。元和8年1622年に棚倉に移封された丹羽長重が築城した城だよね・。戊辰戦争で落城するまでの240年も実に8家、16代の城主交代があったようだ・。 次に訪ねたのは白河市。 奥州街道の白河宿として栄えた街だ。 旧脇本陣柳屋旅館倉座敷が認定されている。 蔵の中の座敷も見学できた。 この倉座敷では1881年に明治天皇の東北巡幸で立ち寄りご休憩されたと記してあった。 旅に目的を持てば有意義な一日が過ごせる。 ただのドライブよりは断然良い。 帰宅路は黒羽温泉で旅の疲れを癒した。
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