土浦で演じられた薪能(たきぎのう)を見に行った。亀城(きじょう)本丸跡に夜の帳(とばり)が下りる頃、篝火(かがりび)燃える能舞台と満席の客は幽玄の世界に誘(いざな)われていった。能面の表情や美しい衣装での振舞、迫力ある囃子や謡(うたい)、虫の音(ね)も一役かっている。「蝸牛(かぎゅう・でんでんむし)」の滑稽さに笑い声も、まさに狂言。めでたい時に唄う「高砂や、この浦舟に帆をあげて・・・」は能の謡なんですね。あらすじ等予習してから望むと面白さ倍増かも、取りあえず雰囲気を十分楽しみました・・・。2022/09/29

土浦城西側門
土浦薪能提灯
開場18時
開演前
配布された薪能パンフ
篝火に薪追加
舞台は本物の松だ